結核集団感染 島根県出雲市の事業所などで36人感染 うち2人が発症・治療
島根県出雲市で結核の集団感染が発生しました。 島根県が8日発表したところによりますと、今年5月9日、出雲市内の医療機関から保健所に結核患者発生の届け出がありました。 【写真を見る】結核集団感染 島根県出雲市の事業所などで36人感染 うち2人が発症・治療 患者は市内在住の40代の女性で、その後、接触者の健康診断などを実施したところ、11月6日までに新たに患者1人、感染者34人が確認されたということです。新たな患者1人は女性の勤務先の事業所の関係者で、感染者のうち33人も同様で、残る感染者1人は患者の家族です。 最初の患者の女性を含む2人は、ともに重篤な状況ではなく、順調に治療中だということです。 島根県内での結核集団発生は2018年以来です。 県では、結核の初期症状は風邪に似ているが、痰の絡む咳、微熱、身体のだるさが2週間以上続いている場合は、早めに医療機関を受診することなどを呼び掛けています。
山陰放送