スプツニ子!さん、恩納村OISTでアート展 サンゴ白化が示す環境問題 作品40点で表現
【恩納】アーティストで東京芸術大学准教授のスプツニ子! さんの展示会「コーラルカラーズ」が恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開かれている。海の環境問題をテーマにサンゴの白化現象に焦点を当てた作品40点を展示している。入場無料。1月9日まで。 【写真】海水温上昇の影響で白化したミドリイシ属のサンゴ スプツニ子! さんは「沖縄の皆さんにアートを見ていただき、アクションを起こすきっかけにしてほしい」と期待した。 映像作品の中には、沖縄近海の海面水温とサンゴの白化の関係を映し出し、カラフルだったサンゴの色が水温の上昇に伴って白く変化していく様子が時系列で表現されたものもある。展示会にはOISTの研究者も協力した。(佐次田直人通信員)