名称は「宙飛ぶ宴絆(そらとぶえんばん)」 福島市「UFOの里づくり推進委員会」の地酒
UFO(未確認飛行物体)を活用した地域おこしの一環で、福島市の「UFOの里づくり推進委員会」が製造している地酒の名称が「宙飛ぶ宴絆(そらとぶえんばん)」に決まった。木幡浩市長が10日、定例記者会見で発表した。 全国から名称を募集し、1977点の応募があった。滋賀県草津市の片岡倫太郎さんの案が採用された。円盤餃子(ぎょーざ)が名物の福島市にとってなじみやすく、お酒を通じて宇宙人とも絆を強められるとの思いを込めたという。 酒は市内飯野町で作った酒造好適米「夢の香」と、宇宙空間に打ち上げた「うつくしま夢酵母」を使う。市内の金水晶酒造が醸造し、銀河をイメージした、うすにごりの酒に仕上げる。期間限定の生搾りと火入れの2種類を計1500本つくる。 15日正午から、インターネットで先行予約を受け付ける。先行予約での販売価格は720ミリリットル入りで2500円(税込み)。12月中旬に発表会を開き、市内飯野町のUFO物産館などで取り扱う。詳細は今後発表する。