山陰放送

日本の南海上で25日、台風16号が発生しました。気になる進路は?そして影響は? 25日正午、気象庁は、日本の南の北緯28度20分、東経134度10分で、熱帯低気圧が発達し台風16号になったと発表しました 【画像を見る】「台風16号」進路予想図【30日（月）にかけての雨・風シミュレーション】 25日午後6時には台風は日本の南の北緯28度05分、東経133度30分にあって、西南西へ10 km/hの速さで進んでいます。 中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルです。 台風の中心は、26日午前6時には日本の南の北緯28度25分、東経132度55分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。 中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。 26日午後6時には日本の南の北緯28度40分、東経132度30分を中心とする半径105キロの円内に達する見込みです。 中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されます。 台風はこのあと27日の午後3時には熱帯低気圧へと変わる予想となっていますが、そのあとに警戒が必要だと、気象予報士は指摘します。 石川博康　気象予報士 「台風はあす26日にかけても日本の南に位置する予想で、その後はあまり発達することなく、27日には熱帯低気圧に変わる見込みです。 しかし、ここから注意が必要です。 熱帯低気圧はさらに温帯低気圧へ変わったあと日本付近に近づき、28日になると前線を伴って関東付近にかなり接近する予想となっています。東日本を中心に天気が崩れる可能性があります。 一方、西日本は高気圧の圏内で週末は概ね晴れるでしょう」