【巨人】萩尾匡也が2軍降格後初長打 阿部監督の“宿題”と向き合い再昇格へ…2軍楽天戦
◆イースタン・リーグ 巨人0―1楽天(6日・ジャイアンツ球場) 巨人の萩尾匡也外野手が、2軍降格後初の長打を放った。イースタン・楽天戦に「4番・DH」で先発出場。4回先頭で相手先発・津留崎に対すると、2ストライクから甘く入った直球を逃さずに右中間へ運んで二塁打とした。 大卒2年目の今季はプロ初の開幕1軍入り。プロ初アーチを放つなど41試合に出場して打率2割1分3厘、2本塁打、10打点をマークしたが、5月30日に出場選手登録を抹消された。5月に入って17試合で打率1割台と低迷した理由を「配球とかいろいろ考えすぎていた部分や、欲が出てダメになってたなっていう部分もあった」と分析。現在は「真っすぐをセンターに打ち返しながら(高めに)浮いた変化球を打ちにいく」をテーマに再昇格を目指している。 降格に際し、阿部監督からは「直球を待って、変化球を打つ感覚をもう一回作り直してこい」と課題を与えられた。3、4月の好調を支えた打感覚を再び取り戻すべく、「それがまたできてくれば3、4月の状態が戻ってくると思う。中堅、右翼方向にもいい打球が出ているので、もっと精度を上げていきたい」と意気込んだ。
報知新聞社