【大学野球】 慶大のルーキー・渡辺憩が初打席でサヨナラアーチ 慶応で昨夏の甲子園Vを経験
◆東京六大学野球春季リーグ戦第3週第3日▽慶大2X―1法大=延長12回(29日・神宮) 慶大のルーキー・渡辺憩捕手が、1―1の延長12回裏1死無走者で代打に起用され、左翼席へ劇的なサヨナラ本塁打を放った。 渡辺は慶応の捕手として昨夏の甲子園を優勝。今春、慶大に進学し、これが初めての打席だった。神宮でいきなり大仕事をやってのけた渡辺は「1年生で使ってもらったので、何も考えず、フレッシュな気持ちで取りあえず塁に出ようと思っていました。打った瞬間『おっ』という気持ちになりましたが、全力で走りました」と初々しい笑顔を見せた。東京六大学リーグでの初打席初本塁打は、通算32本目。 慶大は法大との対戦成績を2勝1敗とし、2つ目の勝ち点を手にした。
報知新聞社