【中日】岩崎翔が802日ぶりの1軍登板 古巣・ソフトバンクに1回1安打無失点
◆日本生命セ・パ交流戦 中日―ソフトバンク(5日・バンテリンドーム) 中日の岩崎翔投手が、8回から4番手で登板し、古巣・ソフトバンクを相手に、1回1安打無失点。802日ぶりの1軍マウンドで好投を見せた。 背番号16の姿に、スタンド中から拍手が沸き起こった。大きく息を吐くと、先頭の山川を二飛、緒方を138キロのフォークで左飛に打ち取った。7球で2死を奪うも、6番・柳町に148キロ直球を右翼線に運ばれる二塁打で、得点圏に走者を背負った。だが、最後は広瀬を150キロ直球で遊ゴロに抑えて、ピンチを切り抜けた。この日の最速は153キロを計測。22年3月26日の巨人戦(東京ドーム)以来、802日ぶりの1軍マウンドで、復帰を祝福するファンに雄姿を届けた。 岩崎は、ソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償として、21年オフに中日に加入。22年3月26日の巨人戦(東京ドーム)で、右肘の違和感を訴えて、離脱した。リハビリを受けていたが、同年9月に右肘内側側副靱帯再建術(トミージョン手術)などを受け、同11月に育成選手契約を結んでいた。
報知新聞社