トヨタ自動車が2年連続25回目のV 服部勇馬が復調示す区間新!北陸はYKKが接戦制す/中部・北陸実業団対抗駅伝
◇第62回中部・第52回北陸実業団対抗駅伝(愛知県田原市・7区間80.5km) 11月12日、全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝、24年1月1日)の予選会となる、第63回中部・第53回北陸実業団対抗駅伝が愛知県田原市のはなとき通り発着のコースで行われ、トヨタ自動車が3時間53分55秒で2年連続25回目の優勝を飾った。 中部、北陸実業団駅伝の結果をチェック! トヨタ自動車は1区(12km)の内田隼太がトップと9秒差の2位で滑り出すと、2区で順位を1つ落としたものの、3区から反撃を開始。3区(12.2km)の田中秀幸が区間賞の走りで2位の中央発條をかわすと、4区(15.5km)で太田智樹も44分18秒の区間1位と好走。2区から首位に立っていたトヨタ紡織を抜いた。6区(8.5km)でも東京五輪マラソン代表の服部勇馬が復調を示す区間賞があり、2位に2分近い大差をつける快勝となった。 2区でマル・イマニエルが区間賞を獲得したトヨタ紡織が2位。愛三工業が3位と続き、以下、愛知製鋼、中央発條、NTN、トーエネックと上位7チームまでがニューイヤー駅伝の出場権を獲得した。 同時開催の北陸はYKKが3時間59秒55秒で優勝。1区・綱島辰弥の区間賞などで3区終了時点で2位のセキノ興産に対して1分50秒の差をつけた。その後、4区から6区まで区間賞を獲得したセキノ興産に追い上げられ6区で逆転を許したものの、アンカーの小島優作が再逆転し、32年連続34回目の全日本大会出場を決めている。一方、2位のセキノ興産は15秒差で全日本出場を逃した。
月陸編集部