映画界での功績をたたえる米アカデミー賞名誉賞の授賞式が１７日、ロサンゼルスで開催され、今月３日に９１歳で死去した米音楽界の巨匠クインシー・ジョーンズさんに賞が贈られた。写真は賞を受け取った娘のラシダ・ジョーンズさんら（２０２４年　ロイター/Mario Anzuoni）

Mary Milliken [ロサンゼルス １７日 ロイター] - 映画界での功績をたたえる米アカデミー賞名誉賞の授賞式が１７日、ロサンゼルスで開催され、今月３日に９１歳で死去した米音楽界の巨匠クインシー・ジョーンズさんに賞が贈られた。 ジョーンズさんは７０年のキャリアの中で、カウント・ベイシーからフランク・シナトラまで幅広いミュージシャンと活動。マイケル・ジャクソンとのコラボでも知られ、アルバム「スリラー」は世界的にヒットした。また、映画音楽では「カラーパープル」の作曲を担当したほか、１９７１年には第４３回アカデミー賞授賞式の音楽監督と指揮者を務めた。 この日は若き日のレイ・チャールズを描いた映画「Ｒａｙ　レイ」で主演を務めた俳優のジェイミー・フォックスがスピーチしたほか、ジェニファー・ハドソンらがジョーンズさんへのオマージュを音楽で表現した。 このほか、映画「００７」シリーズのプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリさんとマイケル・Ｇ・ウィルソンさんの姉弟が、プロデューサーに贈られるアービング・Ｇ・タルバーグ賞を受賞し、ジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグがステージで功績をたたえた。