【オークス】ステレンボッシュ「半馬身差」の敗戦を国枝調教師が振り返る「この馬の競馬はできた」
[GⅠオークス=2024年5月19日(日曜)3歳牝、東京競馬場・芝2400メートル] 史上18頭目の桜花賞&オークス2冠を狙ったステレンボッシュは半馬身差の2着に敗れた。包まれそうなシーンこそあったものの、直線は馬群の内に進路を見つけ、鋭い伸び脚。しかし、外から抜けた勝ち馬にはわずかに及ばなかった。 「1コーナーは少しタイトになってプレッシャーがかかる形でしたが、その後は冷静に折り合えてリズムも良かった。直線もスムーズに道が開いたのですが、前に1頭いましたね」とは初騎乗だった戸崎圭。 国枝調教師は「大きな不利はなかったし、この馬の競馬はできた。勝ち馬がグンと(状態が)上がってきたということではないでしょうか」と冷静に振り返った。右トモの落鉄もあったことを考えれば、「半馬身差」は桜花賞馬として力を示した。秋の逆襲に期待したい。
東スポ競馬編集部