50代、「捨てて困らなかったもの」4つ。食器棚やレースのカーテンも手放してよかった
50代の夫婦ふたりで暮らすミニマリストの本多めぐさんが、歳を重ねて「手放したもの」について教えてくれました。 【写真】普段使いの食器は、トレイに乗せて常時出しっぱなしに
じつはなくても困らないもの4つ
昔は当たり前に持っていたものの中には、じつはなくても困らないものがあります。今の時代に合う便利なものが登場して、交代を余儀なくされることも。50代の私が最近手放してよかったものを4つご紹介します。
1:背の高い食器棚
新婚のとき、当たり前のように買った食器棚。しかし10年前にミニマリストを意識してからは食器を減らすように。 今回、食器はすべてキッチン内に収め、食器棚を手放すことにしました。背の高い食器棚は地震のときに倒れる危険があるので、「ないほうがいい」と判断したためです。 また、50代以降は老後を見据えて、物を減らしていく方向に。大きな家具は1人で動かせず、処分にもお金がかかりますので、今後はもたないようにしたいと思っています。
2:毛玉取り機
以前は、セーターやコートなど毛玉の処理が必要な服を着ていました。しかしズボラな私は、年齢を重ねるとともに、アイロンがけや毛玉取りなどお手入れが必要な服は面倒になり、着なくなりました。 手もちのコート類はダウンジャケットなどナイロン素材で毛玉と無縁ですし、カーディガンは毛玉ができにくいのであまり気になりません。 外出する頻度が少ないので、あまりお出かけ着を着ないという理由も。通勤している方、人前に出るお仕事をされている方はそれなりにバリエーションのある服が必要かもしれませんが、在宅ワーカーでズボラな私はとにかく手軽さ優先! 結果、毛玉取りがいらなくなりました。
3:レースのカーテン
冬の寒さ対策として、窓に防寒のためシートをはっています。シートは半透明で目隠しになるため、レースのカーテン代わりに。レースのカーテンの用途は主に目隠しだったので、わざわざ使わなくていいと思って手放しました。 窓シートは結露対策にもなりますし、カーテンの洗濯の手間も減ってラクになりました。
4:冊数の多いマンガ本
本に比べてマンガ本は冊数が多くて場所を取りますよね。昔からマンガが好きでそろえていたのですが、引越しのときに持ち運びが面倒だと感じていました。なので、今は厳選して電子書籍でもつことに。 マンガアプリも数えきれないくらいあるので、退屈することもなさそうです。 食器が多いと食器棚が必要なように、本が多いと本棚が必要です。本やマンガを電子書籍で持つことで、家が広くなるのはいいことではないでしょうか。
本多めぐ