コーセーフーズ、「濃縮オートミルク」売上179%増
コーセーフーズのオートミール原料「濃縮オートミルク」が好調に推移している。売上は前年比178.7%増を達成、大手企業の洋菓子需要などが数字を後押しした。 引き合い状況について、「甘酒やライスミルクといった植物性ミルク原料を供給しているが、オートミルク原料の供給開始を契機に、大手企業の採用が増加した」という。「昨今では液体原料をパウダー加工した原料の問い合わせも増えており、菓子向け用途を中心に提案を強化していきたい」としている。 「濃縮オートミルク」は、栄養価の高いオーツ麦を使用した液体原料。長年培ってきた植物性飲料、糖化物製造の技術を活用することで、砂糖不使用ながらも濃厚で自然な甘さを実現した。「植物性」「シンプルな処方」「高Brix」の特長を併せもち、顧客からは充填や加工のしやすさや、コストメリットの高さなどが評価されているという。