大神いずみ「元木家、東京→大阪→福岡→東京の年末年始帰省大行脚で新年の幕を開ける。母達の手元が少しゆっくりになった気がする」
大神いずみさんは、読売巨人軍のコーチ、元木大介さんの妻であり、2人の球児の母でもある。苦しいダイエットをしている最中に、長男が大阪の高校で野球をやるため受験、送り出すという決断をした。球児の母として伴走する大神さんが日々の思いを綴る 【写真】屋台時代から長年通っている博多ラーメン『ナンバーワン』前の長男・次男 * * * * * * * ◆私たち夫婦のお正月の過ごし方 毎年、東京→大阪→福岡→東京の年末年始帰省大行脚で新年の幕を開ける元木家。 最近まわりの友達がそんな私たちに向けて 「…そんなに大変な思いをしてまで、どうして?」と不思議そうに訊ねてきた。 本当に大行脚である。 この時期に夫と自分の実家、大阪と福岡のどちらにも必ず帰ってお墓参りをする。それぞれの母や兄弟家族の顔を見て1年に一度の会食をする。 これは、結婚以来コロナ自粛のときを除いて一度も欠かしたことのない、私たち夫婦のお正月の過ごし方だ。 夫婦2人の時から、子どもが生まれて4人家族になり…小さい頃は膝に乗せて移動していた頃が懐かしいな。 今やドカッと大男3人、何もないところでも一人つまづく女、それぞれデッカいスーツケースをガラガラガラガラ引いて移動する姿は、傍目に見てもちょっと物々しい。
◆どんなことがあっても両方の家にみんなで帰る 年越し元日は大阪の元木の実家で、元木の墓にお参りするところから始まる。 白味噌に昔は餡子餅が入っていたというお雑煮とおせちをいただいて、のんびり実家で過ごすお正月。門戸厄神にお参りして一年の無病息災を祈る。 3日あたりから福岡に移動して、北九州にある大神家の墓をお参り。 今年は次男の野球始めもあり福岡には1日しかいられなかったが、お墓参りと束の間の家族の団らんを過ごして、福岡でちょっと美味しいものを食べたあと、一気に東京に戻って仕事が始まる。 どんなに忙しい時でも夫と私、どちらからとも「今年はウチだけにしない?」と言い出す事はこれまで一度もない。 お互いに父が亡くなって、年老いた母たちがそれぞれ一人で暮らしている。 普段遠くにいる私たち家族を応援してくれていて、元気な顔を見せるのを待っていてくれているうちは、どんなことがあっても両方の家にみんなで帰るのが私たち家族のお正月なのである。
【関連記事】
- 大神いずみ「夫・元木大介が巨人軍のコーチ業を終え、5年ぶりに家にいる。久々の家族団らんに、スープの味も違って感じる」
- 大神いずみ「最近、打席に立つ長男の顔が夫・元木大介と一緒に…。背番号をもらえずに引退するが、甲子園を目指し、最後まで仲間のサポートに徹する」【2023年間BEST10】
- 大神いずみ「夫・元木大介が考案したユニフォーム術をお母さんたちが大絶賛!次男初の背番号付けの結果は…」
- 大神いずみ「野球って、なんて難しいスポーツだろうと思う。長男翔大は履正社の卒部式へ。夫・元木大介は息子のルーティンで打席に…」
- 大神いずみ「飛ぶバット」は1本5万円!野球をするにはお金がかかる。男子3人の食費もかかる…大根1本350円の衝撃」