県岐阜商の野球部出身・佐竹秀也さん、「現時点で足りない部分分かった」 岐阜競輪場でJIKトレーニングキャンプ
◇22日 競輪選手養成所適性入試を体験 JKAは22日、岐阜競輪場でJIKトレーニングキャンプ(日本競輪選手養成所入所試験体験)を行った。2024年度の入所試験の受験を考えている16歳から33歳の男子21人と女子5人が全国から集まり、適性入試を体験した。2次試験のワットバイクから始まり、現役選手による座談会、1次試験の背筋力、垂直跳び測定などを行い、それぞれが合格ラインとなる数値を目指して汗を流した。 県岐阜商の野球部出身で、現在は中大準硬式野球部で全国大会優勝を目指している佐竹秀也(21)さんは「叔父がプロゴルフ選手で、そのつながりで競輪選手を目指しています。これまで頑張ってきたトレーニングの成果と実力を知りたかったし、現時点で足りない部分が分かりました。もちろん、適性での合格を目指しています」と意欲を盛り上げた。 第2回は7月20日に京王閣競輪場で行われる予定。JKA伊豆事業部の萩原賢次長は「少子化ですが、その中で、すそ野を広げて募集を拡大していく必要がある。この体験会は適性試験に向けてのシミュレーションであり、興味を持ってもらう貴重な機会だと思っています」と話した。
中日スポーツ