トイレットペーパー“長巻き”でコスト・CO2削減、災害備蓄にも…環境に配慮した「日本製紙」の製造技術に注目!
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの岩田剛典がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「岩田剛典 サステナ*デイズ supported by 日本製紙クレシア」(毎週土曜8:00~8:25)。“子どものあした、大人のきょう”をテーマに、未来に向けて“夢のあるバトン”となるSDGsアクションやエンタテイメントを紹介していきます。 「Focus on SDGs」のコーナーでは、未来に繋がるさまざまなSDGsアクションに注目。今回の放送で取り上げたのは、SDGsの目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」。日本製紙クレシア株式会社取締役・マーケティング総合企画本部長の高津尚子さんを迎え、SDGsアクションについて伺いました。
◆技術の進歩が環境に優しい商品を生み出す
日本製紙クレシアは、「クリネックス」と「スコッティ」といったトイレットロールやティシューなどを製造販売する日本製紙グループの企業。「クリネックス」と「スコッティ」は今年で日本発売60周年を迎えます。 今回の放送では、高津さんがクレシアの商品づくりに関わる技術の一部を紹介しました。 日本製紙クレシアは、ティシューを日本で初めて製造した企業であり、原料の選定から紙を抄く技術、箱詰めなどさまざまな技術を駆使してティシューを作っています。 中身の品質だけでなく、「クリネックス」の使用後の箱は、「らくらくフォールド」「らくらくクラッシュ」「らくらくピール」といった機能で箱を折りたたむことができ、簡単にリサイクルが可能です。 続いて紹介する技術は「長持ちロール」について。日本製紙クレシアでは、環境や暮らしへのさまざまなメリットがあるトイレットロールを「長持ちロール」と呼んでいます。 高津さんは「紙の表面にエンボスと呼ばれる凹凸を付けています。これによりやわらかく、ふんわりとした感触が実現できますが、それを維持しながら長く巻くのは難しい技術が必要となります」と説明。ふんわり感とトイレットロールのホルダーに収まるサイズ感を両立した独自製法によって、長持ちトイレットロールが作られています。 3つ目に挙げたのは、工場の設備で活用されている「リサイクル技術」です。日本製紙クレシアでは紙パックの製造工程で生じる端材や、学校・ホテルなどから回収する紙パックを一部原料して再利用しています。 ここで、スタジオに「スコッティ」の通常巻きのトイレットロールと3倍長持ちのトイレットロールが登場。1ロールに3倍の紙が巻かれたトイレットロールは、普段の生活のみならず、災害時の備蓄としても活躍できます。 高津さんは「通常のトイレットロール12ロールの約3分の1のサイズなので、トラックの輸送効率やパッケージ素材の削減につながり、CO2削減にも大きく貢献できることになります」と解説。 パーソナリティの岩田は「1つの商品を生み出すのに、いろいろな角度からの考案があるんですね。環境にも配慮された素晴らしい商品が生まれていくんだなと、あらためて感じました」と語りました。 (TOKYO FM「岩田剛典 サステナ*デイズ supported by 日本製紙クレシア」放送より)