【とこなめボート・Aレディース】「細川裕子さん、すごい」 他支部の後輩・谷口佳蓮が感激の面持ち
<11日・とこなめボート・5日目> <記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々> 序盤2日間が4、5、4着だった谷口佳蓮は、「勝率3点台しか取れていませんよ」と消沈気味だった。 そんな彼女を励まそうと、「まだ予選も前半。それに、シリーズ全体で考えたらまだ3分の1。挽回は利きますよ」と言葉をかけたら、「そうですよね。準優に進みたいのはもちろんだけど、一節トータルでどれだけ勝率を稼げるかを大事にしたいんです」。自らを取り戻すことができたようでホッとした。 その気持ちがようやく実を結んで、5日目は2着と今節最高の成績。「細川裕子さんの助言でペラ調整をしたら、こんなに変わるのかと思うぐらいに良くなった。なかった伸びが普通になって、乗り心地も良くなった。細川さん、すごいです」 細川は前日の当欄で、支部の後輩・永田楽の面倒をしっかり見ているいい先輩だと書いたが、他支部の後輩の面倒まで見ていたのか。そんな素晴らしい先輩への恩は、ぜひとも結果で返したい。 <最終日の狙い> ▼1R 高事故率の飯塚が大外回りで、永田は6枠ながら大外を回避。今節は健闘したレースもあったので、予選落ち同士のここなら水神祭の可能性も。6-1234-1234。 ▼9R 宇野が本調子を欠くので他艇に付け入る隙は十分。良化した谷口がさらに勝率を挽回へ。3-1=4、3-14-2。