これまでは途中出場が続くが……

リーズでプレイする田中碧 photo/Getty Images

今夏にデュッセルドルフを離れ、イングランド2部で戦うリーズ・ユナイテッドに移籍した日本代表MF田中碧。現状は途中出場が中心で、21日に行われたカーディフ戦も途中出場から1分間だけプレイしている。 ボランチではイーサン・アンパドゥ、イリア・グルエフがポジションを確保していて、トップ下にはブレンデン・アーロンソンもいる。今のところリーズの中盤で中心となっているのは彼らだ。 しかし英『GIVE ME SPORT』によると、ベン・ジェイコブス記者は田中が近いうちにスタメンに入ってくると見ている。 「田中はリーズの調子を好転させるうえで非常に重要な人物になる可能性がある。チームはもう一人新たなセントラルMFを欲していた。それもエネルギーと守備力を備えた選手をだ。ブレンデンも重要だが、リーズが必要としているのは田中のような規律ある選手だ。遅かれ早かれ彼はレギュラーの座を獲得するだろう」 同メディアも日本代表でキャップを重ねる田中の経験値が貴重な武器になると見ていて、プレミアリーグ昇格へ田中がキーマンになる可能性があると伝えている。田中としてもプレミアリーグ昇格が何よりの目標となるはずで、開幕6試合時点で6位につけるリーズをさらに上位へ押し上げる存在になることが期待される。