2014年の年明けにピーク「しぶんぎ座流星群」 今回はどれくらい見える?
2014年の年明け早々、天体ショーが繰り広げられます。三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群が3日夜にピークを迎えるのです。今回はどれくらい見ることができるのでしょうか。 【動画】毎年現れる「流星群」 一体何でできているの?
三大流星群の一つ
しぶんぎ座流星群は、ペルセウス座流星群(8月)、ふたご座流星群(12月)と並ぶ三大流星群の一つで、年によって流星の出現数にムラがあるとされます。しかし、観測に慣れた人なら条件が良ければ1時間に100個前後、通常でも20個から50個程度は見ることができるように、たくさんの流星が見られる流星群です。
月明かりなく観測には好条件
今回のピークは3日夜から4日明け方にかけてで、もっとも見られる時間帯は4日午前4時ごろ。国立天文台によると、今回の観測条件は「非常に良い」のだそう。1日に新月を迎えるため、ピークを迎える3日夜は月明かりに邪魔されることなく、明け方までずっと観測を楽しむことができるとのことです。 他の流星群はピークの前後数日でも見られますが、この流星群は、ピーク以外の日は「あまり見ることはできない」(国立天文台)ので、ピークの時間帯に観測するのが良さそうです。