元警察官IT社長&プロ野球選手の兄弟コラボが実現 秘話トーク連発で会場から笑い「自慢できる弟です」
LandBridge株式会社・三森一輝社長とプロ野球・三森大貴選手
元警察官でソフトウェア開発などを手がけるLandBridge株式会社の三森一輝社長と、弟でプロ野球・福岡ソフトバンクホークスの三森大貴選手が22日、地元の埼玉・越谷でトークイベントを開催した。“三森兄弟”が熱いトークセッションを展開。集まった子どもたちに夢を持つ大切さを伝え、会場は大いに盛り上がった。 【写真】身長差にも注目…“三森兄弟”の2ショット 三森社長は特殊部隊を務めた経験を持つ埼玉県警の元警察官で、格闘家・朝倉未来とYouTuber・ヒカルが仕掛ける起業リアリティーショー『Nontitle』のシーズン4に出演。「レンジャー」のニックネームで、YouTubeの舞台でも異色の活躍を示している。 今回、プロ野球選手として活躍の幅を広げる弟との夢コラボ。小さい頃の思い出や人生経験を語り合い、参加者とのコミュニケーションを楽しんだ。 三森社長によると、昔から「しゃべらない弟としゃべる兄」。幼少期から兄弟仲がよく、外でかけっこをしたり、ゲームに熱中したことも。三森社長が「弟はゲームで負けるとコントローラーをテレビにぶん投げるんです」と秘話を明かすと、三森選手は「それはよくありましたね」と恥ずかしそうに応じた。弟の影響を受けて、兄はサッカーから野球に転向したといい、小学校時代は同じチームで白球を追いかけた。「身体能力はとんでもないものを持っていると思っていました」と三森社長。三森選手は子どもの頃から片りんを見せていたとのことだ。 トーク会はトレーニングの話題に。三森社長は数年前にキャンプの見学に訪れた際、弟の手を見て驚がくしたという。「プロ野球選手の手(の皮)がはがれているんです。こんなにやってるんだと。相当練習しているんだと思いました」。キャンプからみっちり鍛え、シーズンに備えている三森選手のストイックな姿勢が垣間見えた。 質問コーナーも熱気があふれた。兄弟で互いのことをどう思っているのか。三森選手は兄について、「(やりたいことを)好きにやればいいと思っています。兄ちゃんの会社が大きくなればいいなと、僕も思っています。僕の名前を使っていると思いますけど、そろそろインセンティブが発生しますよ」と、ジョークを交えて会場を笑わせた。三森社長は弟について、「尊敬できるのは、1つのことに打ち込めることです。大貴は野球において専門にやっていてある意味、技術職。すごいなと思っているし、自慢できる弟です」と語った。野球に関することや人生相談を含めて、2人は来場者からのQ&Aを延長して丁寧に答えていった。 今後の目標。三森選手は「1年1年が勝負なので、後先考えても意味がないので、試合に出続けていくこと。それが積み重ねになると思っています。毎年が勝負という気持ちで来年も頑張りたいです」と抱負を語った。三森社長は「いろいろな人を巻き込んでいろいろなことをやりたいです。もっと大きな会場でイベントをやっていきたいと考えています。弟に負けないように、自分も爪痕を残せるように頑張っていきたいです」と力を込めた。 笑いありのアットホームな雰囲気で、グッズ抽選会やサイン会も実施し、盛りだくさんの内容。三森兄弟は目を輝かせる子どもたちやファンと笑顔で触れ合った。最後のあいさつで三森社長は「来年もトークイベントを開催したいです」と意欲を語った。
ENCOUNT編集部