渡辺えり 共演の少年忍者・川﨑ファンに「こっちも見て」と異例のお願い
女優・渡辺えり(69)が17日、都内で行われた二月新派喜劇公演「三婆」(25年2月1~9日、東京・新橋演舞場、2月13~24日、京都・南座)の記者懇親会に女優・水谷八重子(85)、波乃久里子(79)と出席した。 物語はある日、亭主の死から妻と愛人、義妹3人の突然始まった、おばちゃまたちの共同生活を描く。渡辺は共演する辰夫役のアイドルグループ・少年忍者のリーダー川﨑皇輝との初対面を心待ちにし「こういう舞台をやりたいという意欲のある方だと思うので、きっと面白くやっていただきたいと思います」と喜んだ。 かつての舞台では、アイドルグループとの共演で苦い経験も吐露。「こっちの方も見てほしいですね。川﨑さんを追うんですが、前から3列目ぐらいまでにいらっしゃると、私が喋っていても私を見てないなというのが…。川﨑さんをずっと見てるというのがつらいかなと(笑)。まあ、負けずにやりますけどね」と川﨑ファンに異例のお願いをして、水谷、波乃も大笑いした。 昨年に続き劇団新派舞台「三婆」に出演することになった渡辺。水谷、波乃の大先輩との共演には「このお二人と共演させていただくのは本当に光栄です。稽古場からずっと笑わせていただいて、私が3人の中で一番若いということで、新人の気持ちでやれるのがとても嬉しくて、なんか神様から与えられた修行の場所みたいです」とユーモアをまじえ、PRした。