千葉・茂原市長選、元県議の市原淳氏が初当選 保守分裂の一騎打ち制す
任期満了に伴う千葉県茂原市長選は21日、投開票され、無所属新人で元県議の市原淳氏(47)が無所属の現職、田中豊彦氏(71)を破り、初めての当選を決めた。 市原氏は「チェンジ茂原」を旗印に市政刷新を訴えていた。 昨年9月の大雨による浸水被害では田んぼダムの活用を主張。圏央道の全面開通や成田空港拡張をにらんだ地域活性化も訴え、支持を広げた。 一方、5選を目指した田中氏は財政再建など4期16年の実績を前面に打ち出したが、及ばなかった。 投票率は47・31%だった。