大阪で記念シンポジウム 大阪商工会議所と未来医療推進機構
大阪商工会議所と未来医療推進機構が連携した記念シンポジウムが2日、大阪市北区で行われた。記念シンポジウムは当初8月に開催予定だったが、台風10号の影響で中止、12月に持ち越された。今回は約260人が参加した。 シンポジウムに先立ち、大阪商工会議所の鳥井信吾会頭と未来医療推進機構の澤芳樹理事長が将来に向けた協定の成果を色紙に一文字で書いて決意を示した。鳥井会頭の一字「結」は医療と人を結ぶという意味、澤理事長の「夢」はスタートアップや医療人材の育成など機構の目標を意味するという。 シンポジウムではキーノートセッションでSB TEMPUSの柴山和久取締役が「AIがもたらすヘルスケアの変革」をテーマに講演。ソフトバンクグループが医療データとAI(人工知能)活用企業の米TEMPUSと合弁設立に至った経緯を説明した。 パネルディスカッションでは澤理事長や柴田取締役に、クワドリティクスの山川俊貴取締役CTO(最高技術責任者)が加わり、事業の国際化の比較や、事業展開における関西と関東の相違点などを話し合った。
電波新聞社 報道本部