「蟹缶がカニロボに変形するおもちゃ、誰か作って」イラストを投稿→なんと10日で作った人が!「え?え?凄すぎる」
「できた カニカンかわいい。」 投稿された動画には、3Dプリンターで作成された蟹缶が、カニのロボットに変身する様子が映っています。 【動画】スゴイ!本当にできてる!蟹缶からカ二ロボに変身する様子 このおもちゃを作られたのは、赤井キキ Kiki Akai(@akainokiki)さん。 別のポストでmzn/ミズノシンヤ(@miraityuuou)さんが、蟹缶がカニロボに変形するおもちゃを作って欲しいと投稿されたのが、きっかけでした。 「なんで作れるんや…」 「できたってそんな簡単に笑」 「遂に実現する方が出てこられた」 「え?え?凄すぎる」 この一連の流れを知る人は「驚かずにはいられない」というコメントを残しています。 おもちゃを作った赤井キキさんと、イラストを描いたミズノシンヤさんにお話を伺いました。
カニカンロボを誰かに作って欲しかったのは?
まずは一連の流れの発端となったミズノシンヤさんに聞いてみました。 ーーこちらのカニカンロボを誰かに作って欲しかったのはなぜ? 「『誰か作って、、』とツイートしてますが、この書き方はツイッターの構文としてよくあるやつで、自分の欲しい物がまだ世の中に無いときにその気持ちをぶつける意味で書いています。 単純にそれを手に取って自分で見てみたいと思ったからなんですが。元々変形玩具は子供の頃から好きで、私の時代だとタマゴが変形したり、カップ麺やカセットテープ、ハンバーガーなどいろんな変形玩具があって、タマゴはポケットに入れて持ち歩いたりしていました。 車や飛行機など大きな物が変形するのももちろん大好きですが、そういった身近なものが変形することにすごい魅力を感じていたんですね。その一方でカンヅメというモチーフもずっと好きで、中にいろんな物が封じ込められている面白さとか、パッケージデザインの多彩さとか、、、。 その好きな二つの要素が組み合わさったものがあったら面白いんじゃないかと単純に考えたのがカニカンの変形メカを考えたきっかけです。初めはカニの姿が胸元におさまるようなヒーローロボを想定してたんですが、実際絵に描いてみるとカニのメカに変形する方が可愛いいんですよね。自分の描くメカは可愛いのとかっこ良いの両方を持ったものを目指して描いているので、そこもうまく表現できた気がします。 『カニカン』を選んだのもカンヅメのなかでもキャラが立っているカンヅメなので絵にしやすいんです。ただ、変形メカを自分で作るのは絶対大変と思っていたので『誰か作って、、』という表現になりました。 以前自分でもデザインしたオリジナルメカを3Dプリンターで出力したことがあるんですが、データの作成などはすごい苦労したので、自分で作るのは無理じゃないかと思ったんです」 ーー完成したカニカンロボをご覧になった感想は? 「びっくりしました。当初自分にはなかった要素も入り、かつ変形も本当に可能な立体物ができてきたので驚きでした。感謝しかないです」