【独占入手!】菅前首相との「2ショット」…女性を強制わいせつ疑惑のラジオDJ「政界と太いパイプ」
「飲み直しながら、仕事の話がしたい」と女性を強引にホテルに連れ込み、性的暴行――。北海道では名の知れたラジオDJ・大井弘幸容疑者(47)が、強制性交の疑いで11月14日までに逮捕された。 【独占入手】すごい…!性的暴行疑惑のラジオDJと菅義偉元首相のツーショット写真…! 取り調べに対して、大井容疑者は「無理矢理に性行為をしたことはありません」と容疑を否認しているものの、地元メディアは「抵抗する女性を馬乗りになって押さえつけて性的暴行」という大井容疑者の逮捕容疑を連日、報じている。 立憲民主党の北海道支部の関係者が言う。 「彼はラジオパーソナリティの他、地元のVリーグチームの部長や市民団体の代表としても活動していました。実は政界とも距離が近く、ロビイストーー悪くいえば“政治ゴロ”のような側面があったと聞いています。とくに自民党とはベッタリで、菅義偉前首相(74)とのツーショット写真を見せて自慢していたこともあった。 地元・北海道選出の堀井学衆議院議員(51)とは昵懇で、和田義明衆議院議員(52)、片山さつき参議院議員(64)の北海道の後援会の幹部でもあった。立憲民主党では逢坂誠二衆議院議員(64)、荒井優衆議院議員(48)や池田真紀元衆議院議員(51)と交流がありました。政界への繋がりが深かったので捜査は慎重に行われたようですが、地元メディアの報道には大井容疑者と政界関係者との関係について触れたものはなく、『大井容疑者と関りがあった政治家への忖度以外の何物でもない』という声があがっています」 高校を卒業後、赤平市役所で勤務していた大井容疑者。地元の関係者によれば、役所では主にケースワーカーとして働いていたというが、並行して市民団体代表を務め、貧困支援や教育機関にも関与し、役者としても活動するなど様々な顔を持っていた。地元メディアにも頻繁に登場していた。 「北海道で一番ブッ飛んだ自治体職員」を自称し、「スマート・スーパーシティ構想」を提唱。各行政が主催する「街づくり」イベントでも講演していた。全日本自治団体労働組合にも入っていたが、「ひと悶着があり脱会した」(同前)という。 25年間勤めた市役所を退職した後は、複数の市民団体の代表や理事を兼任し活動していたというが、気になるのは「なぜ、一地方公務員がこれほど多くの肩書を持ち、政界や経済界にまで影響を持てたのか」ということだ。自民党道連の関係者がその背景を説明する。 「彼はもともと地元テレビ局の有名ディレクターと交際していることで知られていました。その後、自民党の重鎮である小樽市議の娘と結婚してメディアにも政界にもパイプができた。大井容疑者は政治ルートを使って道内の自治体や経済界と政治を繋ぐためのシンポジウムを主催。 自身もパネリストとして登壇することで注目を集め、肩書が増えていったんです。権力志向の塊のような人物で、自民党内には『なんでこんなやつを重宝するんだ』と冷ややかな視線を送る人間も少なくなかった」 前出の北海道の立憲民主党関係者は「市役所時代、大井容疑者は超少子高齢化が進む北海道における福祉政策の矛盾を訴え、『改革が必要だ』と精力的に発信していただけに残念な側面もある」とも言う。 「熱心に活動していた大井容疑者を支持する人もいたわけです。立憲民主党内にも、彼と親しくする人間が出てきた。ところが、自民党とベッタリになってから彼は変わってしまった。彼が代表を務め、地域創生活動を行う団体『どさんこパンチ』はネーミングも、“従来の行政に依存しない地域活性化”というビジョンも元武雄市長の樋渡啓祐さんの『首長パンチ』のパクリでしょう」 大井容疑者が関わった団体のHPや、ラジオ番組のページは事件後に続々と閉鎖され、自民党議員と共演したネット番組も早々に削除された。悪い意味で、大井容疑者は「日本で一番ブッ飛んだ元自治体職員」となってしまった。
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