マンネリしがちな黒やグレーとも好相性!“くすんだアースカラー”を取り入れた着こなし巧者3例
肌のくすみはノーサンキューだが、服のくすみは大歓迎。そう、アースカラーを纏う服は秋冬の救世主になりうる。落ち着いて見えて、マンネリしがちな黒やグレーとも好相性なのだから。 【写真7点】「アースカラーを取り入れた3人の好例」の詳細を写真でチェック その効果を実証する3人のいい大人、順に見ていこう。
① 色はくすんでも、ステイヤングなマインドはくすまない
増澤剛也さん(44歳) スポーティなリブ付きブルゾンに見えて、ポケット周りにはフライトジャケットの面影も。主役にふさわしいオーラを放つアウターは、くすんだアースカラーもまた独特。デニムのフェードしたブラック、スウェットの杢グレーとのマッチングも言うことなしだ。 増澤さんは合わせるお相手もシュプリームで統一して、“好き”を素直にアピール。そのステイヤングなマインドは、決してくすんじゃいないのだ。
② 薄めのカーキとグレーを合わせた“色男”
壽福憲太さん(38歳) 薄めのカーキとグレーを合わせて、上下ともくすんだ色男に。デニムキャップのインディゴまで色調を揃えるあたり、相当の配慮が感じ取れる。 黒にくすみを取り入れる方法論とは異なり、くすみに黒を取り入れたのもユニーク。バッグと靴、インナーにブラックを用い、きりっと引き締まった印象を手にしている。
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③ “くすみ”と“たるみ”の相乗効果
KAZUさん(39歳) カーキカラーでミニマルデザイン。着こなし次第でアーバンにもアウトドアにも装えるダウンジャケットを、モノトーンの上下にプラスしてスタイリッシュにまとめた。 ワイドパンツが生み出すリラックス感も、まさしく今の気分。いわば、“くすみ”と“たるみ”の相乗効果。そのありたがみ、覚えておきたい。
◇ 安心感がある。それは定番色というだけでなく、独特のフェード感が着る人の落ち着きを代弁するからかもしれない。いずれにせよ、アーシーな“くすみ”カラーはネガティブでなく、ポジティブってことで悪しからず。
OCEANS編集部