【バレー】女子日本代表 VNL準決勝でブラジルに勝利し初の決勝進出
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024女子ファイナルラウンドはセミファイナルを迎え、日本(FIVBランキング7位)は6月22日(土)にバンコク(タイ)でブラジル(同1位)と対戦。フルセットで勝利し、VNL初の決勝進出を決めた。 【女子日本代表(ブラジル戦)その他の写真】 日本はブラジルと今大会、予選ラウンドで対戦したときはフルセットで敗れている。男子日本代表がフィリピンでフランスに逆転勝利を飾ってから、30分と経たないうちにタイで始まった女子準決勝で日本はスタートダッシュに成功、幅広い攻撃を決めてリードした。11-4からブラジルは選手交代で追い上げに転じ、17-17で同点に。そこから19-22と逆転を許したが、途中出場した和田由紀子らの思いきった攻撃につなげて再逆転。セット先取に成功した。 第2セットも日本は10-5とリード。しかしブラジルの度重なる連続得点で逆転されると、両者素晴らしいディフェンスから見応えのあるラリーを展開したが、日本は一歩及ばずセットを取り返された。 第3セットは岩崎こよみや石川真佑の効果的なサーブで得点し、古賀紗理那主将の活躍もあって突き放す。終盤はブラジルの猛攻をしのいでこのセットをものにし、決勝進出へ王手をかけた。 この試合で初めてブラジルの得点から始まった第4セットは、なかなか相手のリズムを崩せない。それでも井上愛里沙や関菜々巳を投入するなど、0-6から少しずつ差を詰めて終盤には同点に追いつくも、わずかに届かず。ブラジル戦はまたしてもフルセットに突入した。 最終第5セットは山田二千華のサーブがさえる。宮部藍梨の連続ブロックで7-1としたが、ここからブラジルは5連続得点で猛追。それでも落ち着いてボールをつなぎ、古賀主将が得点を重ねてリードすると、最後は石川がスパイクを決めて15点目。初の決勝進出とメダル獲得、それも銀メダル以上を確定させた。決勝では、ポーランドを倒して勝ち上がったイタリアと、今大会で初めて対戦する。 ■ネーションズリーグ2024女子ファイナルラウンド セミファイナル 日本(FIVBランキング7位) 3-2 ブラジル(同1位) (26-24、20-25、25-21、22-25、15-12) ■日本の第1セットスターティングメンバー 山田、岩崎、石川、荒木、林、古賀、リベロ福留 ■日本のトップスコアラー(上位3人) 和田 21得点(アタック20得点、サーブ1得点) 古賀 18得点(アタック17得点、サーブ1得点) 石川 16得点(アタック15得点、ブロック1得点) ■日本の次戦(ファイナルラウンド決勝) 6月23日(日)20:30(日本時間22:30) 対戦相手:イタリア(FIVBランキング2位) ■次戦のテレビ放送、配信予定 BS-TBS 放送予定 U-NEXT 配信予定 ※記事内のFIVBランキングは日本の試合前のもの
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