A級近谷(射水出身)決勝へ 富山競輪富山新聞社杯
富山競輪のF1シリーズ「富山新聞社杯」第2日は11日、富山競輪場で行われ、A級準決勝で射水市出身の近谷涼選手(富山)が大外から一気に抜き去り1着でゴールし、12日の決勝に進んだ。地元勢で唯一、S級準決勝に臨んだ富山市出身の宮越孝治選手(富山)は3着で敗退した。 第5レースに登場した近谷選手は残り1周で後方を走っていたが、第3コーナーから大外を加速して5人を抜き、ゴール手前で1着に滑り込んだ。近谷選手は得意の先行逃げ切りの展開にできなかったと振り返り「決勝は自分の走りを見せたい」と決意を示した。 第10レースの宮越選手は残り2周で3番手を走り、チャンスを狙ったが届かなかった。 富山新聞社杯を懸けた12日のS級決勝は、得点上位の後藤大輝選手(福岡)や松村友和選手(大阪)らが名を連ねた。