驚き?当然?今オフに大減俸となった大物(6)巨人の主戦は自己ワーストで
プロ野球のオフシーズンでは、毎年のように契約更改が話題となる。その年に活躍を見せた選手が年俸アップを勝ち取る一方で、成績が低迷した選手の場合、大幅な年俸ダウンとなるケースも少なくない。そこで今回は、2023年オフに大減俸を受け入れた大物を取り上げたい。
菅野智之
投打:右投右打 身長/体重:186cm/95kg 生年月日:1989年10月11日 経歴:東海大相模高 - 東海大 ドラフト:2012年ドラフト1位 2023年は自己最少となる4勝にとどまった菅野智之。2024年シーズンこそ雪辱を晴らしたい選手の一人だ。 東海大相模高校から東海大学に進み、大学時代は圧巻の投球を披露。入団拒否を経て読売ジャイアンツに入団した菅野は、ルーキーイヤーから即戦力として13勝を挙げた。 さらに、2014年は12勝5敗、防御率2.33と好成績を残し、リーグ優勝に大きく貢献。 最優秀防御率とシーズンMVPを獲得した。 その後も長年に渡り渡り、エースとしてチームを牽引、日本を代表する好投手として、別次元の投球を見せつけていた。 しかし、2021年は故障を繰り返すシーズンとなって6勝7敗と低迷。翌2022年は2桁10勝をマークしたものの、2023年はけがや不振が重なり、4勝にとどまった。 契約更改では大幅減となった菅野。阿部慎之助新監督の下で、完全復活した姿を見せられるか。
ベースボールチャンネル編集部