G大阪、注目の新戦力(4)復活のキーマン!? 攻守に効くゲームメイカー
明治安田J1リーグの2024シーズンは2月23日に開幕を迎える。昨季、16位と言う順位に終わったガンバ大阪は、今冬に期限付き移籍からの復帰も含めて14人の新戦力を迎えた。フットボールチャンネルでは、彼らの中から新天地での活躍が期待される選手を紹介する。
MF:鈴木徳真(背番号16) 生年月日:1997年3月12日(26歳) 前所属:セレッソ大阪 2023リーグ戦成績:19試合0得点0アシスト ガンバ大阪がライバルのセレッソ大阪から獲得したのがMF鈴木徳真だ。前橋育英高校在学中に年代別日本代表に選出されるなど将来を嘱望されていた鈴木は筑波大学を経て2019年に徳島ヴォルティスでプロキャリアをスタートさせ、以降ボランチとして活躍を見せる。 2020シーズンにはリーグ戦38試合に出場して徳島のJ2優勝に大きく貢献している。セレッソに加入した2022シーズンも中盤での優れたパスワークでチームの攻撃をコントロールし、守備でもタフなプレーでチームを支えた。しかし2023シーズンは元日本代表MF香川真司のセレッソ復帰もあり、出場試合数が19、プレー時間も半分以下に減少し、新天地に活躍の場を求めた。 鈴木は徳島在籍時に、現在ガンバの監督を務めるダニエル・ポヤトスの下でプレーしていた。そのためスムーズにチームにフィットしたのか、サンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチでは早速スタメン出場し、コーナーキックからのクロスで同点弾を演出するシーンも見せた。ガンバでは自身も出場時間を伸ばし、クラブの復権に貢献することができるだろうか。
フットボールチャンネル