[隣りの旧車ライフ] トヨタ セリカリフトバック(1973-):たしかに感じる2000GTの雰囲気
オーナーズポイント: トヨタ2000GTの雰囲気薫るスタイリング
そんなセリカLBのトップグレードとなる2000GTを、現在でも美しく磨き上げて乗っているのが「18歳の時に、初めての愛車としてセリカに乗っていたんです」というKさんだ。 その初めての愛車となったセリカは、10年乗って手放したそうだが「定年してから、またセリカに乗りたくなって、3年前にこのLBを手に入れたんですよ」 その魅力を伺うと、「トヨタ2000GTを意識して、きっと作ったんだろうなぁって思わせるスタイリングが一番の魅力ですね。前ヒンジのボンネットとか、Aピラーの傾斜とか、そのあたりからトヨタ2000GTの雰囲気を感じられるんですよ」 このセリカLBは、おおよそ四半世紀もの間、車庫で眠っていたという個体。 「愛知のクルマ屋さんが自分で乗るつもりで、仕上げていたものを譲ってもらったんです。エンジンは自分で組み上げました」 このセリカLBには当初からクーラーが付いていたが、残念ながら作動する状態ではなかった。 「つい最近、修理して使えるようになったんですよ。これで真夏でもセリカLBを楽しめますね!」 若き日のご自分を思い出させてくれるセリカLBとの生活を、満喫中のKさんであった。
────────── ●文/写真:坪内英樹(オートメカニック編集部) ※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
月刊自家用車編集部