藤本美貴「お惣菜はお惣菜の手柄ですから」自炊できない日の“シンプルなルール”に超納得
「私は前しか見てないです。でも、『後ろ向きはダメだ』とは全然思わない」。つねに「今」を見つめて、「今」を全力で楽しむ。それがミキティの生き方。 【画像】“人生の闇にはまったらミキティに従え”、それが令和の新ルール
つねに楽しみを追求する
『ミキティ語録 前しか見ない』(CCCメディアハウス)は、ミキティこと藤本美貴さんの魂がこもった一冊です。ミキティといえばYouTube「ハロー!ミキティ」は超絶人気で登録者数は87万6千人。本書は聞き流すには忍びない、沁みる、刺さる、泣ける、ミキティのつぶやきを永久保存版としてまとまっています。 “人生の闇にはまったらミキティに従え”、それが令和の新ルール。読めばあなたもミキティのように、「ま、いっか」とどんな悩みも笑い飛ばせますよ。
恋愛は相手よりもまず自分を見つめる
彼は私のことをどう思っているのだろう。彼のあの態度は何だったんだろう。誰かを好きになって愛をはぐくむ、人との縁はとても尊く、あなたを成長させてくれます。でも、相手のことが気になりすぎて、感情は乱れっぱなし。 あの頃はもっとうまくやれたはず。 あの頃の彼はもっとやさしかったはず。 今、がんばっている自分を無視して、過去の自分や相手を責めてしまうのは、よくあることです。でもミキティは言います。 「むかしのことって、よく見えがち。けれど、もうすでに、『あの頃のわたし』でも、『あの頃のあなた』でもない。」 今、あなたは何をしたいのか。何を見つめて生きていきたいのか。あの頃の自分や彼を振り返らずに、今いる自分をしっかりと見つめて、尊重しようじゃないですか。 人は日々、いいえ、1分1秒ごとに変化していくのです。変化していく自分を受け止めて、勇気のある一歩を踏み出しましょう。
新しい仕事や環境が合わない時
念願だった仕事、難関をくぐりぬけて入った会社や学校。でも想像していたのとかなり違って、一日のはじまりが億劫(おっくう)になってしまう。そんな時、あなたはどんな選択をしますか? 我慢する、やめる、逃げる。どれも間違いではないし、どのこたえを選んでもあなたの自由。そのうえで、この一言に耳を傾けてみて。 「すべてが私に合うようにつくられているわけじゃない。」 100%満足のいく仕事も環境も、人間関係もないのです。大好きな恋人や家族や友達も然(しか)り。あなたは、どうにか良い部分と納得のいかない部分に折り合いをつけて、毎日をやり切ってきたのです。 すべてがあなたに合わないように、誰かにとってもあなたは完全には合わない。この道理を念頭に置いて、全力で向き合うのが必要だとミキティは説(と)いています。半分あきらめのような心地で取り組むと、案外新しい発見があるのです。 とはいえ、ストレス過多になってしまったら危険。耐えられなくなったら、やめる、逃げる、という選択も十分ありです。