マドンナ

　歌手マドンナが、映画『デッドプール ウルヴァリン』に「素晴らしい」助言を与えていたことが明らかになった。映画『ワンダーラスト』『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』で監督を務めたことのあるマドンナは、主演のライアン・レイノルズやショーン・レヴィ監督から、自身の1989年のシングル『ライク・ア・プレイヤー』の使用許可を求められた際、許可しただけでなく同曲を生かす最善の方法についても指導したそうだ。 【写真】『デッドプール ウルヴァリン』のワンシーン　黄色い戦闘スーツを着たウルヴァリンも活躍 　シリウスXMの番組でレヴィ監督は、マドンナとの出会いについて「王族に会っているような気分だった」と振り返った。 　また、ライアンは「（人生での）素晴らしい喜びのひとつ」と称えつつ、「マドンナはただ曲の使用許可を出すだけじゃないんだ。特に、あの曲は使用許可が出ていなかったからね」「彼女のところに会いに行って、どこにどのようになぜそれを使うのかを説明したんだ。そして彼女は素晴らしいメモをくれた。彼女は映画をみて、冗談抜きで、『この瞬間にこれとこれとこれをする必要がある』と言ってくれたんだ」 　レヴィ監督は、喜んでそのアドバイスを受け入れたそうで「文字通り、48時間以内に新しいレコーディング・セッションに入ったんだ。彼女の助言は一つだけだったけど、素晴らしい助言で、シーンをより良いものにしたよ」と語る。 　また監督は、マドンナの息子たちが『デッドプール』の「大ファン」であったことが、ヒュー・ジャックマンがウルヴァリン役を演じる同作品で曲を使わせてもらえるよう説得する上で、間違いなく助けになったと明かしていた。 （BANG Media International／よろず～ニュース）