センバツ 近江ナイン、校内式典で報告 「準V、応援のお陰」 /滋賀
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)で準優勝に輝いた近江の選手たちをたたえる同校生徒会主催の式典が8日、彦根市松原町の同校体育館であった。 吹奏楽部が甲子園のアルプススタンドの熱気を再現するように、県出身のアーティスト、西川貴教さんの代表曲「HOT LIMIT」を演奏する中、ユニホーム姿の選手たちが入場すると、2、3年生約500人が大きな拍手で出迎えた。 ベンチ入りした18人が壇上に並び、山田陽翔主将(3年)が「吹奏楽部、ダンス部はじめ皆さんの力強い応援でこのような結果を得られました。日々努力して再び日本一を目指します」とお礼を述べた。 生徒会長の北村幸子(ゆきこ)さん(3年)は「急な出場だったにもかかわらず、県勢最高成績となり、見事な活躍でした。学校行事の縮小が続く中、私たちの大きな活力になりました。夏の大会も楽しみにしています」と祝福した。締めくくりにチャンステーマ「ファイアボール」が奏でられ、生徒らは拍手で選手の退場を見送った。【伊藤信司】