カキ小屋OPEN!通年営業も模索?福岡の冬の風物詩も変化の兆し
テレQ(TVQ九州放送)
木戸優雅アナウンサー 「身がプリプリしている。焼き立てのカキ、いただきます。海のミルクが口に広がります」 福岡市西区の「唐泊恵比須かき小屋」が11月1日オープン。開店と同時に続々と人が訪れ、舌鼓を打っていました。 特に、コロナが収束してからは外国人観光客が増えています。 香港から来た観光客 「うまい」 Q.いかがですか?「おいしいです」 Q.今年の出来は? 福岡市漁協唐泊支所 森剛支所長 「大きさも水揚げ量も例年の約80%」 夏の猛暑で海水温が上がり、成長が遅れたのが要因とみられています。 このカキの生産量が年々減る中、福岡市と福岡市漁協は2023年、新ブランドの「唐泊恵比須かき」を販売。一年中食べられるのが最大の売りです。 現在は香港とシンガポールに輸出。2023年8月からは世界最高級のホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」もメニューに採用! 大きさは一般的な真ガキの半分程度ですが、貝柱の甘みが強く今、注目を集めています。 Q.通年、食べられるカキが既にあるということを考えたら、今後通年のカキ小屋営業をやってもいいのでは? 森支所長 「よく言われる。ただ、ここは冷房機器がない。別のカキ小屋、炭で焼くだけではない営業も検討していく必要がある」 このカキ小屋は、2025年3月ごろまで営業する予定です。
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