契約更改を終えた斎藤投手

　北海道日本ハムファイターズの斎藤友貴哉投手（29）が12月3日、契約を更改しました。年俸は推定で1500万円から1000万円増え、2500万円となりました。 　今季は25試合に登板し1勝1敗1S5H、防御率1.71。後半戦、安定感ある投球でリーグ2位となったチームの原動力でした。 　先月のファンフェスティバルで新庄監督から田中正義投手（30）とのダブル守護神に指名された斎藤投手。契約後に記者会見で「（田中投手には）ストレートは負けたくないですね。圧倒できるような投手になりたいです」と早くも同世代のライバルに火花を散らしました。

愛嬌たっぷりの会見「自分でも感じている」まだまだ伸びしろ十分な29歳

　今季は15試合連続無失点を記録。「ブルペンで電話が鳴って呼ばれたら本当に毎試合毎試合行きたくて、投げたい思いが強くて。“行くだけ”って感じですね」とその時の心境を語り、ファーストステージ突破を目指すチームの合言葉“行くだけ！！”と同じ気持ちだったことを、独特の表現で明かしました。 　最後に斎藤投手から記者たちに力強く宣言。「伸びしろを自分で感じている。30歳に来年1月になるのですけど、伸びしろと可能性を秘めているので、お願いします」と述べ、会見場を沸かせました。