【大学野球】仙台大・平野裕亮がプロ入りした先輩に負けぬ活躍目指す…仙台六大学春季リーグ13日開幕
仙台六大学・仙台大と南東北大学・東日本国際大が7日、宮城・角田市の仙台大野球部グラウンドで春季リーグ戦前最後のオープン戦を行った。4番・中堅でスタメン出場した仙台大・平野裕亮(4年=山村学園)は同大学出身で今年3月に支配下登録され、6日の試合でプロ初安打&打点をマークしたソフトバンク・川村友斗外野手(24)に負けない活躍を誓った。試合は国際大が4―2で勝った。 尊敬すべき先輩の頑張りに胸を打たれた。仙台大時ともに戦った川村がプロ初安打&打点を挙げた6日の楽天戦を寮のテレビで見ていた平野は、「一緒にプレーしていたときから参考にするところが多い人だった。すごいですね」と目を輝かせた。3月19日に支配下登録されたとき祝福の連絡をして、「お前も頑張れよ」と激励されたという。3学年上の先輩の姿に刺激を受け、13日開幕の春季リーグ戦へ思いを新たにした。 現中日・辻本倫太郎内野手(22)らが抜け、昨年以上に中軸打者として期待がかかる。「結果を出すことがチームを勝たせることにもつながる」と気合を見せた平野が、川村に負けじと勝利につながる働きをみせる。(有吉 広紀)
報知新聞社