創価大を強豪校へ育てた瀬上雄然前監督が駅伝チームを“卒業” 「人生のリスタート」
◆創価大・瀬上雄然前監督(62) 創価大を新興校から強豪校へのステップアップに尽力した。瀬上氏は07年にコーチ就任。その後、監督、総監督、スカウト編成部長を歴任し、2月末で退任した。「17年前、このようになるとは想像できなかった。大学関係者、創価大を応援してくれる方々、そして歴代の選手のお陰です。陸上で得た縁や経験を大切に人生のリスタートをしたい」。駅伝チームを“卒業”し、柔らかな表情で話した。 14年10月の第91回箱根駅伝予選会を突破し、初出場を決めた時は監督を務めていた。「負け続けていた時も毎年(会場の)立川まで応援に来てくれた人がたくさんいました。やっと期待に応えられたことがうれしかった」と懐かしんだ。 榎木和貴監督(49)率いるチームには4月から川嶋伸次総監督(57)が加わる。「さらに上を目指すチームになると思います」と期待を込めた。(竹内 達朗)
報知新聞社