衆院補選 “一騎打ち”与野党幹部ら島根入り “逆風”あせる自民 政権への影響は?【バンキシャ!】
その立憲民主党から立候補したのは、亀井亜紀子氏だ。 立憲民主党・亀井亜紀子候補 「みなさんの反応はすごくいいと思います。ただあまりそれに流れされずに、やはり自民王国で、自民党は組織固めてじわっと見えない選挙をするので、油断せずに全力で攻めていきたい」 小選挙区制の導入以降、衆議院の選挙区では自民党が議席を独占し続けている島根県。“保守王国”での勝利へと、選挙区内を広く回る。住民を見つけると… バンキシャ 「亀井候補が坂道を走って有権者の元へ…」 直接、支持を訴えた。現時点での手応えを選挙スタッフに聞くと… 立憲民主党陣営の選挙スタッフ 「東京に比べるとこちらの風弱いと思う。保守王国っていうのがあって、昔のすごく良かった時代の自民党の記憶が、まだ有権者のみなさまの頭の片隅に残っているのではないかなと…。我々としてはこれを食い止めたいという思いが強いですね」
――この選挙の結果は、岸田政権にどんな影響を与えるのか。 政治部 自民党担当キャップ・前野全範記者 「もし敗れれば、自民党内からは岸田総理のままでは選挙は戦えなくなるとして、岸田降ろしやポスト岸田に向けた動きが始まるとの声が出ています。一方で、総理の側近議員は、負けても総理1人ではなく自民党全体の責任だと強調し、政権幹部の1人も、とてもじゃないが党内でガタガタしている余裕はないと指摘しています」 5月以降は、外交日程が続くこともあり、すぐには政権運営の大きな影響はでないとの見方も根強くあります。いずれにもしても島根一区で敗れれば、今の国会中での解散総選挙のハードルは上がることになります。 *4月21日放送『真相報道バンキシャ!』より