ソロ写真集発売の尾木波菜が感じるグループの勢い、≠MEは「猪突猛進なメンバーたち」
開催中の全国ツアーではメンバーの出身地を訪問
――今年は3月に≠ME 5周年コンサート「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を開催、1stアルバム『Springtime In You』をリリースし、アルバムをひっさげて今、≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」を開催中です。勢いに乗っています。 尾木 5年間メンバー全員でここまで来られたことは奇跡ですし、去年は6月に ≠ME 全国ツアー2023「We shout “I am me.”」ツアーファイナル公演として日本武道館でコンサートもできて……会場の規模が大きくなっていくことを当たり前と思わず、現状にあぐらを欠かないでいないといけないですね。 ――開催中の≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」はメンバーの出身地をめぐる構成です。 尾木 メンバーのふるさとに行ける、それだけでワクワクします。ちょうど写真集発売の2日前に福島公演があったのですが、大の甘党なので郡山市名物のクリームボックスにハマってしまいました。いちご1パックに練乳1本を使い切ってしまうほどの甘い物好きなので、ファンの方にクリームボックスを教えていただいてからずっと食べてみたくて。期待通りのスウィートさでした。 ――ライブでの楽屋の雰囲気はいかがですか。 尾木 河口夏音がムードメーカーで(笑)、楽屋にいたら聴こえてきた洋楽にあわせて、すっぴんで一人で踊りだして皆笑ってしまいました(笑)。≠MEはマイペースなメンバーが多くて、メイクもダンスのチェックもそれぞれのペースで開演に合わせてくる、仕上がり具合を皆心得ているところがすごいです。 ――その一方で、尾木さんが考える≠MEのメンバーの魅力は? 尾木 「一言でいうと、皆“猪突猛進”なんです。不思議ちゃんもいれば天然なメンバーもいて、グループ全体としてもふわふわとした印象があるかもしれませんが、芯が強くて絶対に心折れないところですね。そんなメンバーを毎日見ているからこそ、彼女たちの魅力をもっと世の中に伝えていきたい、だからアイドルを続けていようと思えます」 ――尾木さんご自身の芯の強さや、猪突猛進なところを挙げるとしたら? 尾木 人に対して笑顔になれるところです。≠MEの中でも、とくに気さくなメンバーだと思います。つい家族や友達と接する感覚で人に接してしまうんですね。それがグループの元気印と受け取ってもらえているのかなと。 ――今夏には舞台『転生したらスライムだった件』-魔王来襲編&人魔交流編-にも出演します。さらなるブレイクの機会になりそうです。 尾木 器用な人間ではないからこそ、がむしゃらに何にでも挑戦していきます!でも高所恐怖症なので、バンジージャンプだけはちょっと勘弁してください(笑)。≠MEのメンバーに選んでいただいた5年前はまず『こんな不器用な私を必要としてもらえるんだろうか』と後ろ向きになっていたので、前向きになれただけでも大きな成長です。≠MEには魅力的なメンバーがたくさんいるので、グループのために自分のできることを 100%、200%と発揮して、21歳も明るく頑張っていきます! ▽尾木波菜 2003年5月8日、千葉県生まれ。2019年2月に結成された≠MEのメンバーとしてデビュー。2024年は≠ME全国ツアー2024「やっと、同じクラス」を4月29日から7月15日まで全国8都市で開催。7月から8月にかけて舞台『転生したらスライムだった件』-魔王来襲編&人魔交流編-にも出演する(7月25~28日 東京・天王洲銀河劇場、8月2~3日、大阪・サンケイホールブリーゼ)。
大宮高史