自転車ジャパンカップ、留目夕陽「チームとして勝ってうれしい」 エース・パウレスの優勝に笑顔
自転車のアジア最高峰ワンデーレース、2024宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースが20日、宇都宮市森林公園周回コース144・2キロ(10・3キロ×14周)で行われ、小集団スプリントを制したEFエデュケーション・イージーポストのニールソン・パウレス(28)=米国=が3時間33分30秒で2年ぶり2度目の優勝を果たした。 優勝したパウレスをアシストした選手の一人がチームメートの留目夕陽(とどめ・ゆうひ、22)だ。レース終了後は満面の笑みで抱き合い喜びを分かち合った。 「きょうは最初からパウレスがエース。チームとして勝ってうれしいです」。東京都出身の留目は今年から2年契約で世界トップカテゴリーチームに加入して海外の複数大会に参戦。その締めくくりがこの大会だった。 ただ、7分30秒遅れの24位という自分自身の結果には満足していない。「勝負どころ(最終的に絞り込まれた11周目のペースアップ)でついていけていれば…。でも、貴重な経験になりました。来年、再来年につなげていきたいと思います」と、レース後はすぐ未来に目を向けていた。
中日スポーツ