阪神残留確実のビーズリーが帰国 同僚・青柳に見送られ「愛着ある。本当に帰ってきたい」
阪神のジェレミー・ビーズリー投手（28）が16日、米国へ帰国した。今季は14試合に登板し、8勝3敗、防御率2・47の好成績。開幕こそ2軍で迎えたものの、5月18日ヤクルト戦で今季初先発初勝利。7月以降は登板間隔が一定しない変則的な起用にも応えた。 「チームからの信頼度は上がったかなと実感している。でも個人的にはもう少し投げたかった。もっとチームの力になれたという気持ちはあるが、本当にいいシーズンを過ごせた」 来季も阪神残留が確実となっている助っ人は、猛虎愛も全開だ。 「阪神が大好きなので、帰ってきたい気持ちも凄くある。2年凄く素晴らしい時期も経験させていただいて、周りのスタッフ、記者の方たち、通訳みんな合わせて、素晴らしい人たちの中で囲まれている。恵まれた環境にいると感じているし、本当にタイガースに愛着があるので、本当に帰ってきたい」 来季は藤川球児新監督を迎え、球団は新体制となる。来日から先発、中継ぎを問わず、結果を残してきた右腕。新指揮官の下での奮闘を期し、同僚の青柳にも見送られて機上の人となった。
