女川原発2号機 再稼働後の原子炉を一時停止するトラブルについて東北電力樋口社長が謝罪
khb東日本放送
東北電力の樋口康二郎社長は会見で、女川原発2号機で一時原子炉を止めたトラブルについて「地域や関係者の皆様に心配を掛けた」と謝罪しました。
女川原発2号機は10月29日、東日本大震災後に停止して以来約13年半ぶりに再稼働し、15日に発電を再開しました。12月には営業運転に移る見通しです。 3日には原子炉の点検作業中に、計測機器が動かなくなり翌日には原子炉を止めたトラブルがあり、樋口社長は会見で謝罪しました。 東北電力樋口康二郎社長「計測器の不具合により原子炉を停止することとなり、地域の皆様、ご関係の皆様にご心配をおかけ致しましたことについておわび申し上げます」 発電再開を受けてキャンペーンを実施し、家庭向けの自由料金の契約者に対しては1月と2月に使用した電気料金から1キロワット時当たり2円、標準家庭で月に520円=6%割り引くと発表しました。 女川原発2号機の再稼働は現在の料金に織り込み済みで、今回の割り引きの原資ではないということです。
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