<センバツ2020>鳥取城北 「無観客」方針一夜明け 衛生管理に万全期す /鳥取
<センバツ2020> 無観客で開催する前提で準備するという方針に決まった第92回選抜高校野球大会。県勢で出場する鳥取城北の選手らは一夜明けた5日、胸をなで下ろしつつ練習に励んだ。新型コロナウイルスの感染予防のため、日本高野連からの求めに応じ衛生管理を徹底して19日の開幕に備えている。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 この日は練習が始まる前、部員80人全員に加えコーチ陣らも検温。特に異常がある人はいなかった。休憩時間には、こまめに手洗いやうがいをしていて6日以降も万全を期すという。 田渕洋介投手(2年)は「他の競技の大会が中止になる中で、開催できるよう準備してくれている。体調管理を徹底し、感染予防に努めたい」。山根琉滉(りお)内野手(同)は“無観客試合”について、九回サヨナラ負けを喫した2018年夏の龍谷大平安(京都)戦を振り返り「熱気は甲子園ならではだった。ベンチ入りするメンバーも応援なしはさみしいだろうな」と話した。 10試合程度予定していた対外試合は全てキャンセルになった。【小坂春乃】