静岡県知事選挙2024で関心が集まっている政策はリニア?浜岡原発?それとも?投票マッチング中間集計結果
2024年5月9日告示・26日投票の静岡県知事選挙に合わせ、選挙ドットコムは独自で「静岡県知事選挙2024投票マッチング」を実施しています。今回の静岡県知事選には、横山正文(よこやま・まさふみ)氏、もり大介(もり・だいすけ)氏、鈴木やすとも(すずき・やすとも)氏、大村しんいち(おおむら・しんいち)氏、村上猛(むらかみ・たけし)氏、はまなかさとみ(はまなか・さとみ)氏の新人6人が立候補しました(届け出順)。投票マッチングでは21日までに回答が得られた、横山氏、もり氏、鈴木氏、大村氏、はまなか氏の5人の回答を基に利用者と5人の政策のマッチング度を測定することができます(※村上氏は現時点でアンケートが未実施のため掲載しておりません)。 このコラムでは、サイトをオープンした5月9日から21日午前10時点までの利用データを集計し、有権者の関心がどの政策に集まっているかを調べました。ぜひ投票先を考える際の参考にしてみてください!
男女で関心を集めたのは「少子化対策と高齢者福祉」「リニア中央新幹線」「浜岡原発の再稼働」を問う設問で共通していました。
このほかの項目は男女で分かれました。 【男性】 ・県としてメガソーラー設置の規制を強化すべきですか?:県内では伊東市や函南町などでメガソーラーを設置しようとする動きがありましたが、景観や生態系の悪化、開発による土砂災害への懸念から地元で反対の声があがり、事業者が撤退するケースもみられます。 ・浜松市の新県営野球場はドーム型を第一候補として建設を推進すべきですか?:県が浜松市の遠州灘海浜公園に建設を予定している新しい県営野球場について、建設費が70億円で1万3000人規模の「屋外型」、建設費が100億円で2万2000人規模と草薙球場に規模が近い「屋外型」、建設費は370億円で2万2000人規模の「多目的ドーム型」の3案が提示されています。 【女性】 ・県として富士山の通行料や入山上限を導入するなどオーバーツーリズム対策を強化すべきですか?:富士山は日本だけでなく世界中から登山者が訪れる世界遺産ですが、コロナ禍からの回復もあり登山者が急増し、ゴミの散乱や環境への負担、無謀な弾丸登山などの問題が深刻化しています。山梨県側は登山者数の制限や通行料を取り入れていますが、静岡県側は登録システムによる入山管理などにとどまっています。 ・中心市街地に人口を集中させる「コンパクトシティ」の取り組みを進めるべきですか?:日本では人口の減少や高齢化が進行していることから、病院や商業施設、住居などを集約し、公共交通で生活しやすいコンパクトシティを構築する動きが広がっています。県内でも居住機能や都市機能を集約する「立地適正化」に取り組む自治体が増えています。
みんなはどう使ってる?利用者の声も集めました
SNS上では、投票マッチングをご利用いただいた皆さんから様々な声が寄せられています。 ・誰に投票していいかわかんない人はこれ使うと比較しやすい。自分の考えに近い候補者をピックアップできる◎ ・選挙に行く人が増えますように!参考のひとつとして実際にマッチングしてみたら、思った通りの結果でした!メリットデメリットが分かりやすかった! ・一応マッチングやってみた とりあえずギリギリまで悩んで期日前投票に行こうと思います