【NBA】2024年のNBAトレード期限の評価:補強したニックスやバックス、大きく動いたマーベリックスら
コルクマズ
『CBS Sports』のジェームズ・ハーバート記者によると、フルカン・コルクマズが最初にトレードを要求したのは2018-2019シーズンだ。以降、トレード要求に関して彼はリーグを先導した。毎年の要求し、バディー・ヒールドの76ers移籍の取引でようやく出口を見つけている。 ロサンゼルス・クリッパーズからのトレードを望んでいた元チームメイトのPJ・タッカーは、同じように幸運ではなかった。『TNT』のクリス・ヘインズ記者によると、タッカーはバイアウトを要求するよりもベンチに座り続けるようだ。
デニス・スミスJr.
トロント・ラプターズとブルックリン・ネッツのトレード発表のさ中、ウォジナロウスキー記者が誤って取引にスミスJr.が含まれると投稿した。その後、同記者が間違えていたと釈明。スミスJr.はネッツにとどまった。 ウォジナロウスキー記者の投稿を見たスミスJr.は、この日一番のリアクションを見せている。
スパーズ
サンアントニオ・スパーズのトレードは小さな取引ひとつだった。フリーエージェントになるダグ・マクダーモットをインディアナ・ペイサーズに放出しただけだ。それでも、彼らは大きな勝利を収めた。 スパーズには、ラプターズからのトップ6の保護条件つきのドラフト指名権がある。トレードデッドライン前の確率は65.5%だった。ラプターズはその指名権を保とうとするよりも、今現在の勝利のためにベテランのケリー・オリニクを獲得するという、この日最も奇妙な動きに出ている。また、ラプターズはデニス・シュルーダーを放出し、ネッツとの取引で獲得したスペンサー・ディンウィディーをウェイブ(保有権放棄)するなど、ポイントガードも失った。 ラプターズはプレイイン・トーナメント進出のための最後の努力をしているようだ。一方で、スパーズはその恩恵を受けるだろう。
フォンテッキオ
ユタ・ジャズは開幕7勝16敗スタートからシーズンを完全に好転させた。その一翼を担ったのが、34試合に先発出場したシモーネ・フォンテッキオだ。 その報いは、リーグ最下位のデトロイト・ピストンズへのトレードとなった。さらに失礼なことに、ウォジナロウスキー記者の速報投稿で、フォンテッキオは名前のスペルさえ正しくつづられなかった。 だが、フォンテッキオにとって悪い知らせばかりではない。夏にはFAとなる。リーグ全体を通じて関心を引きつけるはずだ。
ブルズ
過去数年のトレードデッドラインで、シカゴ・ブルズのファンはチームが何かをするように願ってきた。だが、フロントオフィスは継続性で勝つことができると強調。それは彼らを一貫して平凡なチームとしていった。 何もしないことの見事な連鎖だ。 少なくとも今シーズンいっぱい、彼らは月並みなままだ。ブルズの一部選手には関心が寄せられていた。アレックス・カルーソは人気だった。デマー・デローザンとアンドレ・ドラモンドもトレードできたはずだ。 だが、ブルズはプレイイン・トーナメントの座を狙い続けることになる。ファンにとって非常に残念だ。
Stephen Noh、坂東実藍