鈴木誠也10号!デビュー3年連続2ケタ到達 大谷翔平も逃した日本人3人目の記録
<ブルワーズ4-2カブス>◇28日(日本時間29日)◇アメリカンファミリーフィールド 【動画】鈴木誠也、2試合ぶり10号! 左翼ポール際2階席へ一直線 カブス鈴木誠也外野手(29)は敵地でのブルワーズ戦に「4番DH」で出場し、先制の10号ソロを放った。4回1死走者なしの第2打席で先発右腕レイに対し、1ボールから甘く入った2球目をレフトのポール際2階席に運ぶ豪快な先制本塁打だった。 これでメジャー1年目の14本、2年目の20本に続きデビューから3年連続で2ケタ本塁打を達成。これはメジャーの日本人選手ではヤンキース松井秀喜(03年から16、31、23本)、カブス福留孝介(08年から10、11、13本)に続き3人目となる(ドジャース大谷翔平は3年目の2020年がコロナ禍の短縮シーズンだったため2ケタ本塁打を達成できず)。 鈴木はこれで5試合連続安打で、本塁打は2試合ぶり、6月に入って4本目と調子を上げている。 1回の第1打席は空振り三振、6回無死一塁の第3打席は見逃し三振、8回1死走者なしの第4打席は見逃し三振で、4打数1安打、1打点1得点。打率は2割6分6厘となった。 チームは4回に鈴木の先制ソロなどで2得点したが追加点を入れられず、逆転負けした。 ▼カブス鈴木が10号本塁打。大リーグ移籍後の本塁打は22年14本、23年20本に次ぎ3年連続で2桁に到達した。デビューから3年連続2桁本塁打をマークした日本選手は03~05年松井秀、08~10年福留に次ぎ3人目。右打者で3度の2桁本塁打は井口、城島の各2度を上回る最多。通算44本塁打は歴代5位の井口に並んだ。