【シンザン記念展望】好走条件にマッチするケーブパールの巻き返しを期待
過去の勝ち馬には、アーモンドアイ、ピクシーナイト、ミッキーアイル、ジェンティルドンナ、古くはタニノギムレットがいて、敗れた馬でもジュエラー、ペルシアンナイト、アルアインとGI馬が出ている。1月の3歳重賞としては例外的に大物の出現を期待できるレースだ。 【写真】ケーブパールのこれまでの軌跡 1.前走1勝クラスとGIIIの馬が買い 京都、中京問わず過去10回で、前走が1勝クラスだった馬は[5-4-2-30]で勝率12.2%、前走がGIIIだった馬は[2-0-1-7]で勝率20.0%。なお、前走が1勝クラスの馬は前走で勝ってなくても良いが、5着以内には入っていないと厳しい。 2.距離延長は割り引き 京都で行われた過去10回分の傾向を見ると、10回中の勝ち馬9頭が前走同距離1600mの馬。特に今回延長は成績が悪く、[0-1-2-40]で複勝率も7.0%しかない。基本的には前走と同距離の馬から軸を選びたい。 3.ローテーションは詰めるかゆったりのどちらか 京都、中京問わず過去10回で、勝ち馬の内3頭が中1週の馬、6頭が中4週以上の馬。出走頭数が多い、中2週と中3週の馬は中3週だったミッキーアイルだけだ。基本的にはどちらかのローテーションから選びたい。 ケーブパールは新馬戦を勝って臨んだ1勝クラスの白菊賞で4着。今回と同距離からのローテーションで、間隔もゆったり。好走条件にマッチしていて、ここは巻き返しての重賞初制覇を期待。