能登半島地震の被災者支援のため、今わたしたちにできること
これからまだまだ続く厳しい冬。雪や雨などで、土砂災害や家屋倒壊の危険性が高まっているなか、被災地では懸命に救助活動や捜索活動が続けられている。被災地に想いを寄せつつも、その想いを無駄にせず、今わたしたちができることはなんだろう?
今できること、気を付けたいこと
多くの方々が被災地で支援を求めている。そんな情報がニュースで流れると、なんとかできないかと助けに行きたくなる気持ちで居ても立っても居られなくなる。でも、今あなたにできることは、現地に行くことではなく、適切な時期を待ちながら、準備をすること。 災害ボランティア参加の窓口となる各被災地のボランティアセンターでは、現在、ボランティアの募集を一時中止、終了、もしくはボランティア派遣の見込みがないとしている。現在募集をしている地域でも、被災地県内に在住している人のみの募集にとどまっている。刻々と状況の変わる現状を把握しておくことが重要。 まずは、以下、設置されている各市町村のボランティアセンターのホームページを確認して、最新情報を入手することから。 また、被災地では、道路の陥没や沈下が発生していて、危険な状態。緊急復旧活動が進められているものの、まだ道路が寸断されているところも多い。届けたい物資があっても、非常に時間がかかる状況。そのなかで、最も急がれているのは、被災者の方々の救援・捜索活動や被災地のライフライン復旧など、自衛隊、警察、医療従事者、支援団体などによる支援。わたしたちは、これらの活動の妨げになってはならない。ボランティア募集状況や物資支援に関する電話での問い合わせも極力、控えよう。 ボランティア活動受付が再開したときに備えて、わたしたちが準備できることはたくさんある。まず、(1)情報収集(2)服装や持ち物の準備(3)ボランティア保険への加入。 そのほか、下記のサイトが役に立つ。特に、「被災地に行く前に」項目内の動画「災害ボランティア活動の心得」を見ておくことをおすすめ。災害ボランティア活動を行うときの服装や心得ってどうすればいいんだろう?などの疑問に答えてくれる。