RUNG HYANG、代表曲「Trapped」のKan Sanoリミックスが配信リリース
ジャズ、ヒップホップ、ソウル、フォークなどさまざまなジャンルを越境するシンガー“ソウル”ライターのRUNG HYANG(ルンヒャン)が、今年6月に発売された7インチ・レコード・シングルで先行発表していた「Trapped (Kan Sano Remix)」を10月23日(水)に配信リリース。 20年近いキャリアを誇り、TENDRE、SIRUP、向井太一、claquepotらとのコラボレーションや、瑛人やMs.OOJAらのプロデュース、大阪音楽大学で特任教授を務めるなど幅広い活躍を見せるRUNG HYANG。2019年発表のEP『DOCUMENTARY』にも収録された「Trapped」は、盟友Shingo.S(Crystal Kay、加藤ミリヤ、清水翔太、SIRUP他)が手がけたトラップ以降のチルR&Bなサウンドに乗せて恋の迷路に迷い込んだ揺れる心情を抒情的かつ繊細に描き、ファンを中心に高く支持されている楽曲です。 このRUNG HYANGの代表曲にかねてから惚れ込んでいたのが、日本人で初となる英名門レーベル「Decca Records」からのリリースを経験するなどインターナショナルな活躍を見せるKan Sano。「大好きな曲」と公言するKan Sanoはこれまで、SNSでカヴァー動画を公開したほか、自身がキュレーションするプレイリストにピックアップし、さらに自身のライヴでもカヴァーしてきました。そして「Trapped」がアナログ・レコードとして発売されるにあたり、RUNG HYANGがリミックスをオファーし、Kan Sanoはこれを快諾。「僕の声を重ねたり色々しまして、カバーのようなリミックス」と説明するように、Kan Sanoのささやく歌声とジャジーなピアノもフィーチャーされており、月のような淡く柔らかい光を放つRUNG HYANGの歌声を、美しい星空のようなKan Sanoワールドがさらにドラマティックに引き立てる仕上がりになっています。 この「Trapped (Kan Sano Remix)」についてKan Sanoは、原曲への思い入れが強いぶん、制作のハードルは高かったと振り返りますが、それでも「仕上がりには満足」と自ら太鼓判。同リミックスはこれまで7インチ・シングル「Trapped / Trapped (Kan Sano Remix)」でしか聴くことができませんでしたが、10月23日についに配信でも解禁されます。秋の夜長にぴったりなこの美しいリミックス、耳を奪われて思わず“夜の谷間”に落ちぬよう気を付けていただきたいところです。