ドジャース・フリーマン、逆転サヨナラ満塁弾に「ただ浮いているような感じ」5歳の時のシナリオ、現実に
ワールドシリーズ第1戦(ドジャース6×-3ヤンキース=延長十回、ドジャース1勝、25日、ロサンゼルス)米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)がドジャースタジアムで開幕し、ドジャースは2―3の延長十回2死満塁でフレディ・フリーマン内野手(35)が逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。サヨナラ満塁本塁打はWS史上初となった。 【写真】フリーマンの逆転サヨナラ満塁本塁打に喜ぶ大谷翔平 フリーマンは記者会見に出席し、ダイヤモンドを一周した時の心境を問われ「本当に何も感じなかった。ただ浮いているような感じ。5歳のときに2人の兄と一緒に裏庭でウィッフルボール(野球を原型としたスポーツ)で遊んだとき、ワールドシリーズの試合で2死満塁という夢のようなシナリオを思い浮かべたことがある。それが現実に起きた」と感慨深げだった。 シーズン最終盤に右足首を捻挫。ポストシーズンでは患部の状態を見極めながら出場と欠場を繰り返してきた。「3日前くらいから足首の状態よくなってきて、今週はずっと練習ができていた。ちょっとしたヒントを見つけて、打撃練習で遊撃へのライナーを打てるようになった。あれは久しぶりだったね」と患部が良化していることにも安堵しているようだった。 ロバーツ監督「これは私が今までに目撃した野球の瞬間の中でも最高の瞬間の一つと言えるだろう」と劇的な試合を振り返った。